【スラムダンク】三井乱入ケンカ編は必要だと思う3つの理由

 

「スラムダンク」のなかでも異彩を放つケンカ編。

単行本の7,8巻に相当する部分ですね。

なんて呼ばれているかわからないので勝手に「ケンカ編」と名前を付けています。

スラムダンクでは珍しく試合以外の部分で2巻分を使っています。

このケンカ編は賛否両論でネットではスラムダンクは9巻から読めばいいという意見もちらほら見ます。

でもぼくはこのケンカ編はぜったいに必要だったとおもってます。

その理由を3つに絞ってみました!

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三井の掘り下げ

このケンカ編の主役はなんといっても三井でしょう。

同じぐらいに登場した宮城と比べてもそのインパクトは段違いですからね。

その理由は三井の過去の掘り下げ方だと思います。

スラムダンクは基本的にキャラの過去をがっつり掘り下げるということはしません。

あっても数ページです。

しかし三井の場合は66話から70話と5話分も使っているんです。

100pぐらいですね。

ほかのキャラの何十倍のページを使って「三井寿」という人物の描写をしているんです。

ここからも作者の三井というキャラクターに対する情熱が伝わります。

このおかげで三井の人間臭いキャラクターが読者に印象付けられたのではないでしょうか。

ぼくとしてはその三井の過去を小暮が語っているところがポイントだと思ってます。

過去の一つ一つのエピソードを小暮が話すたびに物憂げな表情を見せる三井と小暮。

この三井の回想を見返すと三井のことを一番思っていたのはライバルであった赤木ではなく小暮なんですよね

だから話の終盤に三井が強がりから「つまんなくなったからやめたんだ!!」とバスケへの偽りの思いをぶつけたのも小暮です。

小暮もまた「夢見させるようなことを言うな!!」と三井へのすなおな思いをぶつけています。ここからの安西先生登場の流れは素晴らしい!

心臓の鼓動とともに過去の思い出がフラッシュバックしていくのも一気に引き込まれていく演出ですね!

ベタ中のベタになっちゃいますけど「バスケがしたいです」は何回にてもウルッときてしまいます。

この名演出が生まれたケンカ編はやはり必要だったのでしょう!

最初で最後のケンカ

もともとスラムダンクはバスケルートと不良のケンカルートどちらにもシフトできるようにはなしを進めていたみたいですね。

だから桜木軍団なるケンカ要員がいたんですね。

このケンカ編以降は桜木がケンカする描写は一切見られません(小競り合いは何度もありますが)。

つまりここがルートの分岐点だったわけです。

最初で最後のケンカなんです。

なのでこれでもかというぐらい桜木の強さを書いてくれてます

。最初は鉄男をはじめとしたヤンキー軍団にぼこぼこにされるバスケ部。

そこから桜木軍団登場からの反撃の流れは、「ドラゴンボール」のサイヤ人襲来編の悟空が来る流れと似ていると思います。

このギリギリからの逆転劇がジャンプのマンガって感じしますよね!

あと桜木の相棒の水戸洋平のかっこよさ!水戸は桜木のことを親友としてスゴイ大事に思っているんです。

ヤンキー軍団が湘北高校にやってきたときも「あいつをかかわらすな」と周りのやつにバスケットマンの道を進んでいる桜木の邪魔をしないようにしています。

ケンカの最中のバスケ部をつぶそうとしている三井をぼこぼこにして「もうバスケ部にはかかわらないと言え」と念を押させます。

これも桜木を思っての行動なんです。

ケンカ編の水戸は男気全開でめちゃめちゃかっこいいですね。

男が惚れる男ってまさに水戸のことだと思います。

今でも高い人気があるのもうなずけますね!

メガネ君のTシャツのセンス

これは正直ネタです。

みんな練習を無地のTシャツやらタンクトップでおこなっている中で、メガネ君のTシャツに描かれたものは「うさぎ」です。

なんでうさぎなんだよwww

高3といえばイキりたくなってクロムハーツのネックレスの一つでもつけたくなっちゃう年頃です。

そんな中でメガネ君の選んだTシャツは「うさぎ」です。

お母さんが買ってきたものを着ているのでしょうか!?

謎が深まるばかりです!

三井と真剣にぶつかり合っている時も「うさぎ」のTシャツを着ながらしていると考えると笑いをこらえることが出いません。

こことかシュールすぎるでしょ!


(引用:8巻52P)

高校三年生でこのファッションセンスである

このあと赤木は速攻で体育館の扉を閉めます。「ひ…秘密の特訓中ですので」と動揺しながら…。

これはひょっとしてダサすぎるメガネ君の「うさぎ」を隠すためにしたことなのではないでしょうか!?

とまあネタも入れつつこのケンカ編が必要であったことがわかってもらえたと思います!

ケンカ編はこれからの試合ラッシュの土台として大切な役割を果たしていたんではないでしょうか!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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