パリストンとジンの強制2択の会話をしっかり読んで考察した

ハンターハンター33巻の中盤。

オーラ全開で挑発するジンに不敵な笑みを浮かべるパリストン。

火花バチバチで盛り上がる二人

盛り上がる二人は会話をしてるんですがその中身の方がさっぱりわからん…( ゚д゚)

強制の2択とか何言いっとんねんコイツら…

10ページ足らずなんですが会話がすごい濃密です。

今回はこの二人の濃密な会話を読み返してまとめてみました。

ちゃんと分かったらこいつらどこまで考えとんねんと尊敬してしまいました。

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パリストンの強制2択

まずここでの会話のメインテーマとなる強制2択からいきましょう。

今回の2択の内容は

ハンター協会がビヨンドの挑発

  1. 応じれば世界中にキメラを送り込む
  2. 応じなければハンター協会にキメラを送り込む

キメラとは東ゴルドーの宮殿にあったキメラアントの繭のことです。ジンの話では5000個ほどパリストンが回収しています。

しかしビヨンドの挑発って何よ?ってなると思います。

なので少し話がそれますがV5とカキン帝国、ビヨンドの関係をおさらいしたいと思います。

V5の狙いとそれを見越していたビヨンド

まず大前提として暗黒大陸はタブー中のタブー。ネテロですら二度と行かなかった場所です。

なので暗黒大陸に行くためにV5(ハンタ世界の五大国の略)の正式な許可を得ようとしたらめちゃめちゃ時間がかかる上に行動範囲も限られます。

なのでビヨンドはV5に属していないカキン帝国を後ろ盾に暗黒大陸に行っちゃおうと考えたわけです。

そしてカキン側のメリットとしてカキン国王のホイコーロには「新大陸の歴史的開拓者」という名誉をビヨンドは提示したんですね。

ホイコーロはそれに乗った形ですね。

でもこれにはV5がだまっているわけがありません。繰り返しますが暗黒大陸はタブー中のタブー。

そんなところにカキン帝国は渡航しようとしているんです。(実際にはカキン王族は暗黒大陸の前の新大陸(仮)で降りるので暗黒大陸に行くのはビヨンドたちですが…)

しかしカキンはV5に所属していないので、V5内のルールや条約ではカキンの暗黒大陸進出を阻止できません。

で、それを止めるには国連のルールにのっとった極めて限定的な軍事行為でしかできないんです。しかもそれをすると大量のコストがかかってしまいます。

なのでV5としては平和的に事を収めたいのが本音なんですね。


(引用:33巻33P)

ということでV5は以下のようなスタンスをとることにします。

  • カキンをV6として迎えてほかのV5がサポートする立場をとる
  • しょうがなくカキンを迎え入れるのではなく、カキンが暗黒大陸に行くのを待ってましたよ!とアピールする
  • ホイコーロを開拓者として名を残させる代わりにカキンが持ち帰ったリターンは6等分させる

あとV5としてはカキンをV6に迎えいれるとはいっても、好き放題やられたら面白くないのでビヨンドを監視させて一応の格好はつけたい。

ゲルが言っている通り許可庁はハンター協会の上顧客です。そのさらに上にいるのがV5だと思われます。

前会長のネテロに蟻の討伐を押し付けて、その手段については「それは君ィ我々がどうこういえんよ」と言い放ったあのお偉いさんもV5か許可庁の人間だと思います。

そのV5がビヨンド監視役に選んだ都合の良い組織がハンター協会なんですね。こうみると協会はいつも上に振り回されてますね…

このような流れになることを全部予測してビヨンドはハンター協会に出向いて挑発しに行ったわけなんですね!

コイツマジで頭いい!!

2択の詳しい内容

話を2択に戻しましょう。

まず1つ目が「ハンター協会がビヨンドの挑発に応じれば世界中にキメラを送り込む」。

これはパリストンにとっては「最も中庸で退屈な判断」です。

チードルはいわゆる秀才キャラで合理的にものを判断しようとします。リアリストでもあるため限られた条件の中で常にベストな選択をしようとするんですね。だから暗黒大陸進出のための人材を効率よく集めるためにハンター試験を利用するなど協会単体で動こうとします。

しかしこれはパリストンにとってはつまらない。普通すぎて興味がないんです。

なのでこの場合、パリストンは世界中にキメラをばらまいて「協会に見切りをつけて新たな遊び場所を見つける」or「その対応に追われる協会を見て楽しむ」ことが考えられます。

パリストンが選挙後にチードルに言った「次は本気でおちょくりますから」は正にこのつまらない選択をするなよという警告だったんだと思います。

そして2つ目の「ハンター協会がビヨンドの挑発に応じなければハンター協会にキメラを送り込む」。

協会がV5の言いなりにならずに依頼を断り独断で暗黒大陸へ渡航したうえでビヨンドをハントするために待ち構える。これがパリストンの考える協会の本来のあり方なんですね。(ネテロでもたぶんこうしたんでしょう)

こうするならジンの言う通り「協会もまだまだ捨てたもんじゃない」と思うんです。好きになっちゃうんです!しかしパリストンはそんな協会だからぶち壊したい。

彼は愛しいものほど壊したい衝動がある狂人ですからね。歪んでますな!


(引用:33巻54P)

この場合はハンター試験を利用して大量のキメラをプロハンターにして協会に送り込み、なにかをやらかすつもりです。これに関してはジンすら想像に至っていません。

No.2になりたいジンの狙い


(引用:33巻53P)

この件はなぜジンがNo.2にこだわっているのかにも関係していると思うんですよね。

結果としてみれば協会はパリストン2択の1を選んでしまったわけです。

V5の依頼を受けて、暗黒大陸への渡航を成功させるために人材登用(ハンター試験)をしたわけですから。

なのでパリストンが世界中にキメラをばらまく可能性が出てきます。その思惑にジンはいち早く気がついたんですね。

だからチームの仲間になりパリストンの注意、関心を協会から自分に向けようとしたんでしょう!

事実まだキメラはばらまれていませんしジンという最高のおもちゃが向こうから出向いてくれて、新たなおもちゃを探す必要もなくなりましたしね。

しかもパリストンは人を嫌いになった自分がどうなるか楽しんでいる節がありますしね。今のところ完全にキメラのことは二の次になっているような気がします。

ジンが名ばかりでもNo.2になろうとしているのもパリストンの動きを抑制するためなんじゃないかと思ってます。

チームのメンバーもジンを認める描写が増えてきていますし、この状況はパリストンとしては面白くないでしょう。(それを楽しんではいると思いますが笑)

「跪かせるなら精神だ」と言っているようにパリストンの心を折ることがこのNo.2作戦の真意なんだと思います。

しかしこのキメラ5000体をそのままにしておくつもりはないだろうからここが気になるところ…暗黒大陸で使うのかな?

まとめ

最近はジン、パリストンサイドの描写がないのでここの進展がわかりません。

今はクラピカの継承戦がメインですがこちらもすごい面白い。笑

今回の連載ではパリストンサイドは描かれないと思いますが、それだと逆に妄想や考察がはかどりますね!

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