「ゴルゴ13」のベッドシーンほど嬉しくない濡れ場はない

こう感じているのはぼくだけではないはずだ。

ゴルゴ13は仕事の前は女を抱く。

抱く女はいろいろで娼婦もいればシスターもいる。オリンピック選手、さらにはマフィアの娘なんかもいる。

人種もアジア、ヨーロッパ、アフリカとまさに何でもありである。

2017年5月現在、巻数は184と漫画史にも類を見ない長期連載作であり、これまで作中で抱いた女の数は星の数ほど存在する。

それだけに数えきれないほどのベッドシーンが存在している。

ぼくは3度の飯よりマンガが好きだ。

なので「ゴルゴ13」も小学生のころからよく読んでいた。

しかしエロ目的ではない。

決してそれはエロ目的ではないのだ!

小学生なんて女キャラのおっぱいが揺れただけでひとりで照れたりしてしまう年頃である。

パンチラが出てきたものならそれはもうかじりつくように見ていた。

「ふたりエッチ」を全巻そろえている奴が勇者と呼ばれる年頃である。

しかし、ゴルゴ13のベッドシーンは全くと言っていいほど反応しなかった。

なぜあれほどまで嬉しくなかったのだろう。

というかあれをありがたく思っている奴はいるのだろうか?

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なぜゴルゴのセックスシーンが嬉しくないのか?

さきに断っておくがぼくは性欲は人並みにはある。

むしろアンテナは人より敏感だったと自負している。

小学校低学年の頃は「名探偵コナン」2巻の裏表紙の蘭ねえちゃんでめちゃめちゃ興奮していたぐらいである。

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この淫乱女のせいでコナンをエロ漫画と勘違いしていたくらいだ。

そんなぼくでもゴルゴ13のベッドシーンをよろこぶことができなかった。

それはなぜなのか?

常軌を逸したセリフ回し

考えられる原因の1つは女の行為中のセリフにあると思う。

セリフだけみたら「こいつら一体何をしてるんだ!?」というのをよく見かける。

行為中のセリフをざっとあげてみると

おおお~っ煮えてるよ!煮えたぎっている!」

「ちくしょう。な、なんて男なのっ。やめたら殺すから!!」

「ああっ、あ、、あなた、あたしの中へ、な、何を入れたの!?」

「雨のサントロペ!恋のサントロぺ!」

「はやく貴方の火かき棒で!」

「モンスター!」

「オオオッ、デューク!!デューク~~ッ!! あなたもいい!? あたしの、あなたを噛んでるみたい!? す、すごいと言って!! アアア~~ッ!! オオオ~~ッ!」

「おおお~~っ!デューク!まるで豹(パンサー)よ!!ねえ言って、私っていい!?」

「おおお~っ ち、ちくしょうっ こ、こんなのってあるのォ!!悪魔!!人殺しっあああ~っ」

とイカしたセリフだらけなのである。

これだけでもゴルゴ13のベッドシーンの異常性がわかるだろう。

普通のマンガのベッドシーンなら「あんっ♡」や「いやん♡」や「好きよ♡」などが王道。

少しレベルが上がれば「しゅごいしゅごい♡」なども参入してくる。

しかしゴルゴ13の女たちのあえぎ声は高確率でおおお~である。

感嘆詞として「おおお~」をもってくる「さいとうたかお」のセンスに脱帽である。

感嘆詞以外のセリフもまるでエキサイト翻訳を使ったかのようなエキセントリックさがある。

男根のことを火かき棒にたとえる漫画家は後にも先にも「さいとうたかお」ただ1人だろう。

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ゴルゴと女のすさまじいほどの温度差

もう一つ考えられることはゴルゴと女の温度差だ。

セリフからも察することができるが行為中の女たちは実にいい顔をしている。

ゴルゴのテクニックに酔いしれているに違いない。

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言葉も出ないぐらい顔が歪んでいるのがわかる。

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よだれもダラダラなのである。

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リピーターが続出するほどゴルゴのテクニックは素晴らしいのだ。

それほどまでに女は激しく快感を得ているのである。

一方ゴルゴのフェイスは無表情である。

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これでもかというぐらい無表情なのである。

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感情を決して表に出さないというプロフェッショナルさが仕事中以外にもでてしまっているのだ。

あまりの温度差に本当に2人は一緒にプレイをしているのかと疑ってしまう。

多くの男性読者がオスのゴルゴ目線でプレイを見ているはずである。

ゴルゴに自分を投影しているのである。

そのゴルゴが全くの無表情では興奮するものも興奮できないのである

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なぜ女たちはあそこまでゴルゴのセックスに酔いしれるのか?

余談ですがここまでくると「女たちはこんな無表情な男とのプレイのどこがいいのか?

という疑問が生まれてくる。

答えがわからず悶々とセックスについて調べているとあるサイトのアンケートを見つける。

このサイトによるとセックスにはテクニックより「センス」が大事でその「センス」とはなにか?というものである。

あなたにとって“セックスのセンス”とは何ですか?・洞察力 83人
・包容力 79人
・エンタメ力 34人(引用:J・SPA)

なるほどそういうことか!

「洞察力」と「包容力」なんてまさにゴルゴの真骨頂と言えるじゃないか!!

殺し屋として常にターゲットを狙うゴルゴには人並外れた「洞察力」がある。

見ず知らずの女にいきなり「抱いて!」といわれてもそれを無言で受け入れる「包容力」もある。

無愛想な性格に反していきなり気さくなキャラを演じる「エンタメ力」もある。

すべて兼ね備えているではないか!!

やはりゴルゴは女を満足させるためのすべての能力を持っていたのである。

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ゴルゴをイカせられる女を求む!

「ゴルゴ13」の話の中で必ずといっていいほど挿入されるセックスシーン。

異常なセリフ回しをする女たちが存在する世界では、ゴルゴ13が感じることができなければぼくが興奮することはないだろう。

「洞察力」「包容力」「エンタメ力」すべてをかねそなえたゴルゴを絶頂させる女があらわれてゴルゴがにっこり笑ってくれたらベッドシーンを喜べるのだろうか。。。

やっぱり無理な気がする…。

関連記事ゴルゴ13がM16というスナイプに向かない銃を使い続けるわけ

ちなみに伝説の「雨のサントロペ!恋のサントロぺ!」は2巻という最初期に描かれていました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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